農業水産業林業
北海道大学北海道立総合研究機構公益財団法人北海道科学技術総合振興センター株式会社セコマ
「チャレンジ!フードロス削減アイデアコンテスト」アイデア募集中!
フードロス削減コンソーシアムでは、次世代を担う北海道内の高校生・高等専門学校生を対象に、「チャレンジ!フードロス削減アイデアコンテスト」を開催します。
このコンテストでは、北海道大学が開発した触媒を使った食品保存技術を活用するアイデアを募集し、採択されたアイデアを実証、その成果を発表・表彰する場を提供します。
発表されたアイデア・成果を単に表彰するにとどめず、フードロス削減コンソーシアムの多様な会員によって実運用化していくことも目指します。
募集期間
令和5年4月3日(月)~ 令和5年5月12日(金)
内容
プラチナ触媒を活用したフードロス削減のアイデアを募集します。
アイデアの対象は、農林水産業の生産物(花卉等の園芸作物を含む)、食料品全般とします。
募集対象は、全国の高等学校、高等専門学校に在学する生徒のグループ。高等専門学校にあっては、3年生までを中心とするグループとします。
フードロス削減コンソーシアムとは
2020年9月、北海道大学、北海道立総合研究機構、セコマグループ、ノーステック財団は、プラチナ触媒を用いた食品の鮮度保持を活用し、生産から流通、販売における食品廃棄物の課題解決を目指してコンソーシアムを設立しました。
本コンソーシアムの基盤となるのは、北海道大学触媒科学研究所の福岡淳教授らが開発した低温環境下(0℃)でエチレンを完全酸化するプラチナ触媒の技術です。
エチレンは、野菜や果物から発生し、熟成や腐敗を促進する植物ホルモンの一つです。
プラチナ触媒でエチレンを酸化させ除去することにより、野菜などの鮮度保持につながります。
このプラチナ触媒の技術は、2013年に論文で発表され、家庭用冷蔵庫などにも利用されています。
募集要項・応募様式
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